介護福祉士出願半減

今朝の新聞に載っていましたが16年度の介護福祉士国家試験の受験申込者数が前年度よりも半数に減っていたとの事です、例年ですと14~16万人の受験申込者数があるらしいですし、15年度では16万人との事でしたが、今回の16年度はその半数以下の79113人(゜ロ゜;

 

介護福祉士の合格率は例年6割程度、例年通りなら毎回7~8万人程度の介護福祉士が誕生するわけですが、今回に照らし合わすと4万~4.5万人程度ということに…

 

明らかに新設された実務者研修450時間が影響しているような気がします、実際に同僚や知り合いが務めている職場の同僚もコレで受ける事が…という話を聞いています

 

研修自体の多くは通信教育で受けられるにしても、人にもよりますが10~20万円の費用もかかったり、日数もいりますし研修に出す事によって人材が不足することにもなり、この業界人手不足なので、ともすれば研修行くのは休暇を使ってと言われてる人もいたりするのでは?ないかと思われます。

 

だからといって今回の16年度の合格率を引き上げて合格者数を増やしても、根本的な所は解決はしないわけで…

とはいえ受けた自分的には合格率上がるのはちょっと助かりますが、介護福祉士になれても正直給料に反映はうちの職場はしないので実務者研修費用は痛い出費です、まだ自分は安く受けられましたけど10万~以上払ってまでと考える人もいるでしょうね~

 

本当に介護業界は慢性的な人手不足であるのに関わらず、いろんな事が制定されたり、そして待遇も良くなく(いい所もあるかもですが)、人手不足の為に現場はなおさらキツイ、そして辞める、人手不足、サービス提供の低下、と負のスパイラルに落ち行ってます。

 

何とかいいように改善されたらいいんですけどね、とりあえず人手不足の解消、人員に余裕があればそれなりにはいけるはずなんですが、実際に左手の故障復帰からの、ほぼ移乗の出来ない私ですが人手不足の為、とりあえず備品の補充、見守り、食事介助、片付けなどをしてくれるだけでもと全然助かる言われて復帰をしていますが…

 

こんな状況が続かないように思いたいです、これから先は団塊の世代の入所が増えてきますから随分厳しくなりますからね~(^_^;)